お知らせ・トピックス

  1. Home
  2. お知らせ・トピックス
  3. 内定者によるSNS炎上を防ぐには

内定者によるSNS炎上を防ぐには

2022年10月14日

10月に入り、内定式を行った企業様も多いと思いますが、内定者向けのSNS研修はお済みでしょうか?
近年、内定者のSNSでの発言に起因した炎上騒動が後を絶ちません。
炎上による企業のブランドイメージの低下などを回避するために、今回は内定者へ向けて教育すべきSNS炎上対策についてご説明します。

SNSにおける「炎上」事例

SNSにおける「炎上」とは、ある発言が不特定多数のユーザーによってインターネット上で拡散され、批判や誹謗中傷が殺到する状態を指します。
2019年には、ある企業の内定者がTwitterによる投稿で差別的問題発言を行い、入社予定だった企業へも批判が殺到する事態となりました。また別の事例では、内定者によってある企業が実施したオンライン研修の様子がSNSにアップロードされ、企業名の特定・情報漏えいに対する批判につながりました。

これらの問題の当事者である内定者は、幼少期からデジタルデバイスに慣れ親しんできた世代であり、SNSの扱いにも慣れています。しかし、SNSを扱ううえでのリスクまで理解しているとは限りません。

デジタルネイティブ世代である内定者には、以下のような対策を取る必要があります。

SNS活用における注意点

  • 自社におけるSNSの利用に関するガイドラインやポリシーを策定し、周知徹底や内容の更新を行う
    社員や内定者にSNSのリスクをしっかり理解してもらうために、SNSにおける禁止事項や注意点をまとめて共有することをおすすめします。
    ガイドラインやポリシーはつくって終わりではなく、時代やツールの進化に合わせて内容をアップデートすることで、ルールの形骸化を防ぐことができます。
  • SNSリテラシーの向上のための教育を行う
    不用意な発言をしてしまうと匿名であっても社会的制裁が科せられる場合があることや、家族・所属組織・顧客にも損害を与えることがあることを伝えましょう。SNSの危険性と適切な利用方法を正しく理解してもらうことが、炎上回避の第一歩となります。

まとめ

一度炎上が起きてしまうと企業は大きなダメージを受けることになり、炎上が大きくなればブランドイメージを損なう可能性もあります。そのような事態を防ぐためにも、自社の従業員や内定者のセキュリティリテラシーを高める対策を取ることが望まれます。

社内のセキュリティ教育についてお困りの方は、ぜひ弊社の情報セキュリティ対策支援プランをご活用ください。御社の状況に合わせて適切なご提案をさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら