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BCPの策定について(IT-BCP)

2022年10月06日

豪雨や地震といった大規模災害の多発や、新型コロナウイルスなどの感染症の流行により、BCP(事業継続計画)が重要視されるようになりました。さらに最近では、サイバー攻撃などITシステムに関連する危機も身近になりつつあり、その重要性が高まっています。
そこで今回は、ITシステムに関するBCP対策について説明いたします。

BCPとは

BCPとは、事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字を取った言葉です。自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態が発生した場合に、事業資産の損害を最小限に抑えつつ、中核となる事業を継続または早期復旧させるために、平時から行うべき活動や緊急時の対策・手段を定めた計画です。

IT-BCPとは

BCPの中でも、特にITシステムに関する計画を指して「IT-BCP」と言います。
近年はITシステムが業務遂行において担う役割が大きくなっているため、災害やパンデミック、サイバー攻撃などの非常事態に対応できる、IT-BCPの策定や策定したプランの訓練を実施する企業が増えています。具体的には、以下のような対策が挙げられます。

IT-BCPの具体例

  • こまめなデータのバックアップ
  • データの遠隔地保存
  • システムの二重化
  • オンラインストレージの導入
  • 代替機やテレワークの利用
  • 各事業部の責任者と従業員との連絡先共有 など

これらの対策を講じておくことで、緊急時にビジネスに不可欠なITシステムの稼働を維持することができます。

まとめ

災害やシステム障害はめったに起こるものではありませんが、ひとたびトラブルが起きて事業が中断してしまうと、ビジネスチャンスを失ったり、取引先から契約不履行で訴えられたりする可能性があります。
適切なBCP策定と入念な準備を行い、平時からそれに沿った活動を行えているか点検と時代や社内状況に合わせた計画の改善を繰り返すことで、有事の際にも事業継続と早期復旧を図ることが可能になります。

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